看板の文字は、
見る距離で
大きさを決めます。
看板を読ませたい場所までの距離が分かれば、必要な文字の大きさの目安を出せます。公共施設の案内表示のガイドラインにある表をもとに、距離から文字の高さを計算できるようにしました。
店名を通りの向こうから読ませたいときなど、看板の大きさを考える前の目安としてお使いください。
ご相談は無料です。看板の種類が決まっていない段階でもご相談いただけます。
文字の大きさを計算する
漢字・かな
40mm以上
約4cm
英字・数字
30mm以上
約3cm
10m先から読むための文字の高さの目安です。
公共施設の案内表示のガイドラインにある表(下の「目安の表」)をもとにした目安です。文字の太さ・色・照明によって、読みやすさは変わります。
文字の大きさの目安は、
距離1mにつき和文4mmです。
公共施設の案内表示のガイドラインでは、見る距離ごとに、判読できるために通常有効な文字の大きさの目安を表にしています。表の値は、距離1mにつき和文(漢字・かな)でおよそ4mm、英文でおよそ3mmの割合です。
| 見る距離 | 和文(漢字・かな)の文字の高さ | 英文の文字の高さ |
|---|---|---|
| 30m | 120mm以上 | 90mm以上 |
| 20m | 80mm以上 | 60mm以上 |
| 10m | 40mm以上 | 30mm以上 |
| 4〜5m | 20mm以上 | 15mm以上 |
| 1〜2m | 9mm以上 | 7mm以上 |
- 文字の高さは、日本字では書体の「木」の高さ、アルファベットでは「E」の高さをいいます。
- 公共施設では、遠くから見る吊り下げ型の誘導サインは20m以上、近くから見る自立型・壁付け型の案内サインは4〜5m以下、案内サインの見出しは10m程度に、見る距離を設定するのが一般的とされています。
- 鳥取市の公共サイン計画ガイドラインでは、40mで和文160mm以上・英文120mm以上としていて、同じ割合になっています。
出典:名古屋市「高齢者、障害者等の円滑な移動等に配慮した建築設計標準(名古屋市版)」(国土交通省の旅客施設のガイドラインの表として掲載)
まず、どこから
読ませたいかを決めます。
同じ店の看板でも、通りの向こうから店名を見つけてもらう看板と、店先で読んでもらうメニューやお知らせとでは、見る距離が違います。看板ごとに、いちばん遠い読ませたい場所を決めます。
遠くから見つけてもらう看板
店名や業種を伝える壁面看板・袖看板・ポールサインは、通りの向こう側や交差点など、店から離れた場所から読まれます。
近くで読んでもらう看板
営業時間・メニュー・お知らせなどは、店の前で立ち止まって読まれます。文字の数が多くても、見る距離は短くなります。
距離の測り方
地図アプリの距離を測る機能を使うと、看板の位置から読ませたい場所までの距離を測れます。現地で歩いて確かめる方法もあります。
文字の大きさだけでは、
読みやすさは決まりません。
計算した大きさは目安です。同じ大きさの文字でも、次の条件で読みやすさが変わります。
- 文字の太さと書体
- 細い文字や飾りの多い書体は、同じ高さでも離れると読みにくくなります。店名のロゴの形を残すか、読みやすさを優先するかを決めます。
- 文字と背景の色
- 文字と背景の明るさの差が小さいと、離れた場所から読みにくくなります。建物の外壁の色との組み合わせも確かめます。
- 夜の見え方
- 夜も読ませたい看板は、看板の内側から照らすか、外から照らすかで見え方が変わります。照明の明るさが周りに合っているかも確かめます。
- 読める時間
- 車から見る看板は、読める時間が短くなります。文字の数を絞り、店名や業種など、いちばん伝えたいことを大きくします。
- 取り付ける高さと向き
- 通りと平行に付けた壁面の看板は、通りを歩く人から斜めに見えます。通りに直角に向けた袖看板やポールサインを組み合わせる方法もあります。
- 看板の大きさと許可
- 文字を大きくすると看板の面積も大きくなり、屋外広告物の許可が必要になることがあります。許可がいらない面積は、自治体によって違います。
文字を大きくすると、
看板の面積と
許可の要否も変わります。
自分の店の看板で許可がいらない面積は、たとえば東京都では合計10㎡以下(住居専用地域などでは5㎡以下)、大阪市では1つあたり7㎡以内と、自治体によって違います。文字の大きさ・看板の大きさ・設置場所のルールを、あわせて確認します。
看板の文字の大きさについて、
よくいただくご質問
設置場所の写真があれば、読ませたい場所からの見え方を確かめてご提案します。
英字の店名は、和文より小さくてもよいですか?
目安の表では、同じ距離なら英文は和文のおよそ4分の3の高さです(30mで和文120mm、英文90mm)。
文字の高さは、どこを測りますか?
目安の表の文字の高さは、日本字では書体の「木」の高さ、アルファベットでは「E」の高さをいいます。
30mより遠くから見る看板の文字は、どう決めますか?
目安の表は30mまでですが、表の値は距離に比例しています。このページの計算では、30mより遠い距離も同じ割合で計算した参考値を出しています。車から見る看板は、読める時間が短いことも考えて、文字の数や配置を決めます。
計算した大きさより小さい文字では、いけませんか?
表は、その距離から判読できるために通常有効な文字の大きさの目安で、決まりではありません。ただし、目安より小さい文字は、その距離からは読みにくくなります。
看板の大きさや、設置場所の許可も相談できますか?
文字の大きさ・看板の大きさと種類・設置場所のルールを、あわせてご提案します。設置場所の写真と、読ませたい場所をお知らせください。
参考にした公的な情報
目安の表は、公共施設の案内表示のガイドラインの表を掲載した自治体の資料で確認しました(2026年10月)。
読ませたい場所が分かれば、
看板の大きさを提案できます。
設置場所の写真と、どこから読ませたいかをお知らせください。文字の大きさから、看板の大きさ・種類・照明、設置場所の許可まで、まとめて確認します。
