全国看板施工・点検ナビ

看板の種類は、
設置する場所と
見せ方から選べます。

壁に付けるのか、通りに突き出すのか、敷地に建てるのか。どこに付けて、誰にどこから見せたいかが分かれば、看板の種類はおおよそ絞り込めます。

看板の名前が分からなくても構いません。設置したい場所の写真から、向いている種類と進め方をご案内します。

ご相談は無料です。看板の種類が決まっていない段階でもご相談いただけます。

店舗の外観に、ファサード看板・袖看板・自立看板・ウインドウサイン・チャンネル文字・LEDサイン・スタンド看板の7種類を番号で示した図
1つの店舗でも、付ける場所ごとに違う種類の看板が使われています。

設置する場所から、看板を絞り込めます。

看板を付けたい場所に近いものを選んでください。種類ごとの特徴と、付けるときに確認することは、このあとでご紹介します。

1つの店舗に、複数の種類を組み合わせることもよくあります。どれが合うか迷う場合は、設置場所の写真からご相談ください。

看板ごとの特徴と、付けるときに確認すること。

同じ看板でも、付ける場所と光らせ方で、必要な工事と手続きが変わります。主な8種類について、向いている場所・つくり・確認することをまとめました。

店舗の外壁上部に取り付けられた横長の壁面看板

壁面看板

建物の外壁に直接取り付ける看板です。店名やロゴを、建物の正面や側面で大きく見せられます。

向いている場所
路面店・ロードサイド店舗、事務所、工場・倉庫の外壁
主なつくり
アルミ複合板などの平らな板に、インクジェット出力やカッティングシートで表示するのが一般的です。奥行きのある箱型(ボックスサイン)にして、内部に照明を入れることもあります。
取付で確認すること
下地の材質と強度、外壁の防水、既存のビス穴の状態。
申請・安全
屋外に表示する看板は、原則として各自治体の屋外広告物条例の対象です。自分の店舗名を出す看板でも、大きさによっては許可が必要になります。
点検で見るところ
取付金物やビスのゆるみ・サビ、表示面の反りやはがれ、外壁との取り合い。
内部のLEDで縁が発光するチャンネル文字の拡大写真

チャンネル文字

別名:箱文字・切文字

文字やロゴを一つずつ立体的につくる看板です。壁に直接付けるため、建物のデザインを生かしながら立体感と高級感を出せます。

向いている場所
ショールーム、クリニック、オフィスのエントランス、ブランドの見え方を重視する店舗
主なつくり
ステンレス・アルミ・アクリルなどでつくります。光らせ方は、文字の正面を光らせる、側面を光らせる、壁を背後から照らす(バックライト)、光らせない、から選びます。
取付で確認すること
文字ごとの取付位置の精度、電源の位置、配線経路の確保。
申請・安全
壁に付ける文字だけの看板も、原則として屋外広告物に当たります。表示面積の数え方は、自治体の基準によって異なります。
点検で見るところ
文字の固定状態、発光部の点灯、配線と電源装置。
商業施設の正面上部に設けられた、大きな店名のファサードサイン

ファサードサイン

店舗や建物の正面(ファサード)に設ける、店の顔になる看板です。壁面看板やチャンネル文字、照明を組み合わせてつくることもあります。

向いている場所
チェーン店舗、商業施設のテナント、ロードサイド店舗
主なつくり
建物の幅に合わせた横長の看板が中心です。多店舗の場合は、ブランドの基準(ロゴ・色・寸法)を守りながら、店舗ごとの建物に収まるよう寸法を調整します。
取付で確認すること
建物の構造、隣接テナントとの取り合い、施設側のサイン規定。
申請・安全
商業施設のテナントは、施設が定めるサインの規定(デザインや大きさのルール)に沿う必要がある場合が多くあります。屋外に面する看板は、屋外広告物条例の対象にもなります。
点検で見るところ
取付部の腐食やゆるみ、表示面の退色、照明の点灯。
ビルの壁面から張り出して設置された袖看板

袖看板・突出し看板

建物の壁から通り側へ突き出して付ける看板です。通りを歩く人や道路を走る車から、横の方向でも目に入ります。

向いている場所
路面店、ビルの上の階に入るテナント、商店街の店舗
主なつくり
両面に表示する箱型が一般的で、内部に照明を入れる内照式も多く使われます。ビルでは、テナントごとの表示面を縦に並べた袖看板もあります。
取付で確認すること
下地の強度、道路上への突出の可否、地域の条例による制限。
申請・安全
道路の上空に突き出す看板は、屋外広告物の許可に加えて、原則として道路管理者の占用許可が必要です。突き出せる幅や、地面からの高さの基準は地域によって異なります。
点検で見るところ
壁への取付部(根元)の腐食とボルトのゆるみ。看板の重さが取付部に集中するため、特に確認が必要な箇所です。
袖看板の点検・交換・撤去と、地域ごとの基準を見る
施設の敷地に立つ、縦長のタワー型の自立看板

自立看板・ポールサイン

別名:野立て看板・タワーサイン

敷地内に基礎をつくって建てる看板です。高い位置に表示できるため、離れた場所や走行中の車からも見つけてもらいやすくなります。

向いている場所
ロードサイド店舗、郊外の施設、駐車場の入口、工場・物流拠点
主なつくり
支柱で表示面を支えるポールサイン、柱そのものが表示面になるタワーサインなどがあります。営業時間や駐車場の案内を組み合わせることもあります。
取付で確認すること
地中の埋設物、基礎の寸法、風荷重、敷地境界からの距離。
申請・安全
高さが4mを超える広告塔・広告板は、原則として建築基準法の工作物として確認申請が必要です。あわせて屋外広告物の許可も確認します。
点検で見るところ
支柱の根元と基礎の腐食、傾き、表示面の固定状態。
ポールサインの点検・建て替え・撤去を見る
クリニックのガラス面に施工されたロゴのウインドウサイン

ウインドウサイン

別名:窓面サイン

店舗の窓ガラスにシートを貼って表示する看板です。店名や営業時間の案内と、外からの視線の調整を同時に行えます。

向いている場所
路面店、クリニック、2階以上に入るテナント
主なつくり
カッティングシートやインクジェット出力のシートを、ガラスの外側か内側に貼ります。すりガラス調のシートで、店内を見えにくくすることもできます。
取付で確認すること
ガラスの種類、既存のシートの貼り替えの要否、営業中に作業できるか。ガラスの種類によっては、貼るシートの色や範囲によって熱割れのおそれがあるため、事前に確認します。
申請・安全
窓の内側から外に向けて表示するものも、自治体によっては屋外広告物として扱われます。
点検で見るところ
シートのはがれ・浮き、退色。
夜間に文字が発光している建物外壁の電飾サイン

LED・電飾看板

別名:内照式看板・電飾サイン

照明で表示面を光らせる看板です。暗くなってからも店の場所を伝えられるため、夜間に営業する業種で多く使われます。

向いている場所
飲食店、ドラッグストア、フィットネスジム、クリニック
主なつくり
表示面を内側から照らす内照式のほか、外からライトで照らす外照式、文字や映像を表示するLEDビジョンがあります。照明はLEDが主流です。
取付で確認すること
電源容量、分電盤の位置、点灯試験を行える時間帯。
申請・安全
電源につなぐ工事は、原則として電気工事士の資格が必要です。地域によっては、光の色や点滅に制限があります。
点検で見るところ
点灯不良、電源装置、漏電やタイマーの状態。

蛍光灯を使った看板は、LEDへの切り替えもご相談いただけます。一般照明用の蛍光ランプは、水銀に関する水俣条約により、2027年末までに製造と輸出入が段階的に禁止されます。

蛍光灯からLEDへの切り替えを見る
電飾看板の修理・LED化と、光の決まりを見る
商業施設の外壁に設置された複数の大型サイン

大型・複合サイン

商業施設や物流拠点、工場などに設ける大型の看板です。建物の高い位置に付けることが多く、複数の看板をまとめて計画することもあります。

向いている場所
大型商業施設、物流センター、工場、ビルの屋上・壁面
主なつくり
大型の壁面サインやチャンネル文字、屋上の広告塔などを、建物全体の見え方に合わせて組み合わせます。
取付で確認すること
必要な作業日数、機材の搬入経路、施設・近隣との調整。高所作業車や足場の使用が前提になります。
申請・安全
屋上の広告塔など高さのあるものは、建築基準法の確認申請や構造の検討が必要になる場合があります。屋外広告物の許可とあわせて確認します。
点検で見るところ
高い位置にあるため、定期的な点検が特に重要です。自治体によっては、許可の更新時に点検結果の報告が求められます。
屋上看板の点検・撤去と、必要な手続きを見る

そのほかの看板

スタンド看板・置き看板

店頭に置く、移動できる看板です。A型・自立型などがあり、日替わりの案内にも使われます。

確認すること:置く場所は敷地内に限られます。歩道を含む道路の上に置くことは、原則として認められません。風で倒れないための重さや固定も確認します。

館内サイン・誘導サイン

商業施設・オフィス・病院などの屋内で、案内や誘導をする看板です。天井から吊るすもの、壁に付けるものがあります。

確認すること:天井や壁の下地、営業時間外に作業できるか。避難経路や消防設備の表示をふさがない配置にします。

商業施設の天井から吊り下げられた、矢印とピクトグラムの誘導サイン

主な8種類の違いを、一覧で比べられます。

迷ったときは「どこに付けるか」と「誰に見せるか」から考えると、候補が絞りやすくなります。

看板の種類主な設置場所見せやすい相手確認が必要になりやすいこと
壁面看板建物の外壁建物の前を通る人・車下地の強度、屋外広告物の許可
チャンネル文字建物の外壁・エントランス建物の近くを歩く人電源と配線、文字ごとの取付位置
ファサードサイン建物の正面店の前を通る人・車建物の構造、施設のサイン規定
袖看板・突出し看板建物の壁から通り側へ通りを歩く人(横の方向から)道路の占用許可、取付部の強度
自立看板・ポールサイン敷地内・駐車場離れた場所・走行中の車基礎と風荷重、高さ4mを超える場合の確認申請
ウインドウサイン窓ガラス店の前を歩く人ガラスの種類(熱割れのおそれ)
LED・電飾看板壁面・袖・自立など夜間の通行者・車電源工事、光の色や点滅の制限
大型・複合サイン大型施設の外壁・屋上遠くからの来訪者・車高所作業、構造の検討

※一般的な目安です。実際に向いている種類は、建物と周辺の条件によって変わります。

看板の種類ごとに、点検と工事の進め方をまとめました。

袖看板・自立看板・屋上看板・電飾看板は、高い位置や道路の上にあり、点検と手続きで確かめることが多い看板です。状態から相談する入口と、地域ごとの決まりの比較を、種類ごとのページにまとめました。

看板は、この順番で決めると迷いません。

最初から全部を決めておく必要はありません。上から順に決まっていくと、あとで作り直しや手戻りが起きにくくなります。

  1. 01

    付ける場所と見せる相手

    どこに付けて、誰に、どこから見せたいか。歩く人か、車か、館内の人かで、向いている種類が変わります。

  2. 02

    種類と大きさ

    設置場所の広さと構造、地域の条例で決まる上限の中で、種類と大きさを決めます。

  3. 03

    表示する内容

    店名・ロゴ・案内など、伝えることを絞ります。離れた場所から読ませたいほど、文字は大きく、情報は少なくします。

  4. 04

    素材と光らせ方

    屋外での耐久性、夜間の見せ方、予算から、素材と照明を選びます。

  5. 05

    取付方法と申請

    下地・電源・作業環境を確認し、必要な許可や届出を整理してから施工に進みます。

どの段階からでもご相談いただけます。決まっていないところは、写真と設置場所を見ながら一緒に整理します。

決まっている範囲で相談する

必要な許可や届出は、看板と設置場所で変わります。

屋外の看板には、地域の条例と、道路・建築・電気の法律が関わります。代表的なものは次のとおりです。いずれも全国で一律ではなく、設置場所ごとに確認が必要です。

屋外広告物の許可対象:屋外に出す看板の多く
屋外に表示する看板は、原則として都道府県や市区町村の屋外広告物条例による許可が必要です。自分の店舗名を出す看板で、面積が一定以下の場合などは、許可が不要な地域もあります。
道路の占用許可対象:袖看板・突出し看板
道路の上空に突き出す看板は、原則として道路管理者の占用許可が必要です。
建築確認対象:自立看板・屋上の広告塔
高さが4mを超える広告塔・広告板は、原則として建築基準法の工作物として確認申請が必要です。
電気工事対象:LED・電飾看板、照明のある看板
看板を電源につなぐ工事は、原則として電気工事士の資格を持つ人が行う必要があります。
安全点検と報告対象:設置後のすべての看板
設置したあとも、定期的な点検が必要です。自治体によっては、許可の更新時に有資格者による点検結果の報告が求められます。

全国で一律のルールではありません。設置場所ごとに確認したうえでご案内します。

看板の種類について、よくいただくご質問

ここに載っていない内容も、お気軽にお問い合わせください。

看板の名前が分からなくても相談できますか?

はい。設置したい場所の写真や、参考にしたい看板の写真をお送りいただければ、近い種類と進め方をご案内します。「入口の上の大きいもの」「道路沿いの背の高いもの」といった伝え方で構いません。

どの種類の看板がいちばん目立ちますか?

見せたい相手と距離によって変わります。走行中の車に見せたい場合は高さのある自立看板、通りを歩く人には袖看板やウインドウサイン、夜間に見せたい場合は照明のある看板が向いています。設置場所の写真をもとにご提案します。

屋外に看板を出すには、許可が必要ですか?

原則として、各自治体の屋外広告物条例による許可が必要です。自分の店舗名を出す看板で面積が一定以下の場合など、許可が不要になる地域もあります。設置場所と大きさから、必要な手続きを確認してご案内します。

いまの看板の表示面だけを替えられますか?

看板の枠や照明をそのまま使い、表示面だけを交換できる場合があります。枠の傷みや照明の状態によっては、表示面だけの交換をおすすめしないこともあるため、写真か現地で状態を確認してからご案内します。

蛍光灯の看板をLEDに替えられますか?

ご相談いただけます。照明だけを替える方法と、看板ごと新しくする方法があり、看板の状態によって向いている方法が変わります。一般照明用の蛍光ランプは、2027年末までに製造と輸出入が段階的に禁止されるため、早めの検討をおすすめします。

1枚だけの看板でも依頼できますか?

はい、1枚からご相談いただけます。既製品や小さな看板を通販で手配したい場合は、グループの通販サイト「看板通販サインシティ」もご利用いただけます。

多店舗で同じ看板にそろえたいのですが、相談できますか?

はい。ブランドの基準(ロゴ・色・寸法)をもとに、各店舗の建物や地域の条例に合わせて寸法を調整しながら、見え方をそろえていきます。全国・多店舗の進め方は「全国・多店舗の一括対応」のページでご紹介しています。

看板の種類が決まっていなくても、設置場所の写真からご相談ください。

どこに付けて、誰に見せたいか。分かっていることだけで構いません。写真と設置場所をもとに、向いている看板の種類と進め方をご案内します。

お電話でのご相談はこちら

0120-418-963

受付時間 9:00〜17:30(土日祝・年末年始除く)

設置場所の写真・ロゴデータの添付も可能です。もちろん、なくてもご相談いただけます。