のぼり旗の立て方とルール。立ててよい場所と、選び方・風の日の扱い
店の前にのぼり旗を立てるなら、まず立てる場所を決めます。立てるのは店の敷地の中で、歩道などの道路には原則として立てられません。のぼりも原則として屋外広告物の条例の対象で、決まりは地域で違います。足元は置く場所に合った立て台で支え、荒れた天気の日はしまいます。
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この記事のポイント
- 01のぼり旗を立てるのは店の敷地の中。歩道などの道路には、原則として立てられません
- 02のぼりも原則として屋外広告物。許可がいらない条件や許可の期間は、地域で違います
- 03旗の大きさは、自治体などの仕様書にも幅60cm×高さ180cmの例があります
- 04立て台は、注水式・重り・タイヤで踏む型・くいで刺す型から、置く場所で選びます
- 05荒れた天気の日はしまい、色あせ・破れ・汚れが目立ったら取り替えます
のぼり旗は、旗・ポール・立て台でできています
のぼり旗は、縦長の旗を、ポールと上の横棒に輪で通して立てる看板です。足元の立て台が、倒れないように支えます。部位の名前を知っておくと、注文や部品の買い替えのときに迷いません。
- ポール(竿)旗を立てる棒です。グループの通販サイトでは、2m・2.4m・3m・4m・5mなどの長さを扱っています。
- かんざし(横棒)ポールの上から横に出して、旗の上の辺を支える棒です。旗が垂れ下がらず、広げた形で見せられます。
- チチ(輪)旗の上の辺と、ポール側の辺に付けた輪です。ポールとかんざしに通して留めます。
- 旗(布)仕様書の例では、テトロンポンジという生地に印刷しています。
- 立て台足元でポールを支える台です。水を入れる注水式や、重りを載せる型などがあります。
- 幅仕様書の例では、60cmや45cmです。
- 高さ仕様書の例では、180cmや160cmです。
横から見た模式図です。輪(チチ)の数と位置は、かがわ総文祭2025の仕様書の例(上に3か所・左に5か所)にそろえています。
かがわ総文祭2025(全国高等学校総合文化祭)や、自衛隊の地方協力本部の仕様書では、幅60cm×高さ180cmののぼりを注文しています。岐阜県の文化祭の仕様書は、幅45cm×高さ160cmです。グループの通販サイトでは、幅30cm×高さ90cmの「ハーフのぼり」用の2mのポールや、大きなのぼり用の5mのポール(かんざし110cm)も扱っています。
のぼりは、建物の看板より低い位置で、歩く人や車の運転手の目に入る高さに色を出せるのが持ち味です。季節のおすすめや催しの案内など、出す期間が決まっている案内に向いています。いつも同じ内容を出し続けるなら、店の正面の看板やスタンド看板で伝え、のぼりは期間の決まった案内に使う、という分け方もあります。
立てるのは店の敷地の中。歩道などの道路には原則として立てられません
のぼりを立てるのは、店の敷地の中です。歩道を含む道路にのぼりを立てることは、原則として認められていません。敷地の中でも、旗や台が道路にはみ出さない位置にします。
道路に看板や旗ざおなどを置いて、続けて道路を使うには、道路を管理する国や自治体の許可が要ります(道路法 第32条、道路法施行令 第7条)。道路に広告板などを設けるときは、警察署長の許可も要ります(道路交通法 第77条)。そのうえで道路交通法は、交通の妨げになるような方法で物をみだりに道路に置くことを禁止しています(第76条第3項)。
国土交通省の富山河川国道事務所は、のぼり旗や置き看板など路面に直接置くものは許可できないとしています。板橋区のページにも、店頭や事務所の前で短い時間だけ出す場合でも、道路の上にのぼり旗などの広告物を立てることはできない、とあります。
- 敷地の境界店の敷地と道路の境目です。旗や台がはみ出さないよう、境目の位置を建物や土地の持ち主・管理会社に聞いておきます。
- 敷地のできるだけ内側に立てる三重県は、のぼりを敷地のできるだけ内側に立て、しっかり固定するよう呼びかけています。
- 旗が道路側に向いても、境界を越えない旗は、風でポールを軸に向きが変わることがあります。ポールから境界までは旗の幅より長くとり、台の端も道路に出しません。三重県は、敷地の中に立てても、支柱や布の一部が道路に出て通行の妨げになることがあると注意しています。
- 歩道には立てない歩道も道路です。歩道の上にのぼりを立てることは、原則として認められていません。
- ガードレールや標識に付けない三重県屋外広告物条例は、ガードレールや道路標識などにのぼりを付けることを禁止しています。
店の前を横から見た断面の模式図です。左が店、右へ行くほど道路です。旗は、風で道路側に向いたときの形で描いています。
法令・ルール:事故が起きれば、立てた人の責任が問われることも
横浜市栄区の案内では、のぼり旗などは交通の見通しを大きくさえぎり、重大な事故を招くおそれがあります。事故が起きれば、設置した人の責任も問われかねません。豊島区のチラシによると、置き看板・のぼり旗・商品の陳列台などを許可なく道路に置くと、区の条例(2017年10月施行)でいう路上障害物になります。看板や陳列台は、敷地の中に置くよう求めています。
札幌市
- 決まり
- 広告旗(のぼり)は、市内のすべての道路が禁止区域
川崎市
- 決まり
- 道路の上に置き看板やのぼり旗を出すことは禁止
船橋市
- 決まり
- 道路の上に、立看板やのぼり旗は出せない
広島市
- 決まり
- 置き看板やのぼり旗は、原則として道路を占用できない
北九州市
- 決まり
- 歩道や車道に置き看板やのぼり旗を出すことは、道路の不法占用
岡山市
- 決まり
- 桃太郎大通り・市役所筋・柳川筋などの都心軸では、路上にのぼり旗や立看板を出すことが禁止
2026年10月時点の内容です。
それぞれの地域の決まりは、札幌市・川崎市・船橋市・広島市・北九州市・岡山市の看板のルールのページでご覧いただけます。立てる場所で迷うときは、その地域の屋外広告物の窓口や、道路を管理する国・自治体の窓口に問い合わせます。
のぼりも、原則として屋外広告物。決まりは地域で違います
のぼり旗は、原則として自治体の屋外広告物条例の対象です。自分の店の敷地に立てるのぼりでも、大きさや本数によっては許可が要ります。許可がいらない条件や、許可を受けたときの期間は、地域ごとに違います。
屋外広告物法は、いつも、または一定の期間続けて屋外で人に見せるもので、看板・立看板・はり紙などと、それに類するものを屋外広告物としています(第2条)。のぼり旗も、通る人に見せるために外に出すものなので、原則としてこの決まりの対象です。山梨県のチラシにも、のぼり旗は屋外広告物にあたり、一定の規模以上だと許可が要る、と書かれています。
許可がいらない範囲は、地域で違います。京都市では、ポスター・のぼり・のれんなどの簡易な屋外広告物は、合計2㎡以下が許可のいらない目安で、1日に数時間だけ出すものも許可の対象になります。幅60cm×高さ180cmののぼりは、布1枚でおよそ1.1㎡あります。面積の数え方は地域で違いますが、何本も立てると、ほかの看板とあわせて許可のいらない範囲を超えることがあります。
景観を大切にする地域では、色にも決まりがあります。山梨県の富士北麓の地域では、場所によって、色の数を3色以下にするなど、色の明るさや大きさに制約があります。表示している内容を変えるときも手続きが要り、手数料は本数に応じてかかります。
東京都
- 許可の期間
- 1か月以内(はり紙・立看板などと同じ)
札幌市
- 許可の期間
- 1か月以内(立看板などと同じ)
横浜市
- 許可の期間
- 1か月以下(はり紙・立看板などと同じ)
さいたま市
- 許可の期間
- 1か月以内(はり紙・はり札・立看板と同じ)
名古屋市
- 許可の期間
- 最長3か月(立看板・広告幕などと同じ)
新潟市
- 許可の期間
- 3か月(はり札・立看板などと同じ)
静岡市
- 許可の期間
- 30日以内(はり紙・はり札・立看板と同じ)
熊本市
- 許可の期間
- 30日以内(貼り札・立看板などと同じ)
川崎市
- 許可の期間
- 1年以内(立看板・はり札などと同じ)
2026年10月時点の内容です。表の地域では、壁面の看板や広告塔の許可は2〜3年です。
表の地域では、のぼりの許可の期間は1か月から3か月ほどで(川崎市は1年以内)、壁面の看板や広告塔より短く決められています。のぼりを長く出し続けるなら、期間が終わる前の手続きもあわせて考えておきます。
ポイント:見落としやすいところ
短い時間だけでも、道路の上には原則として立てられません(板橋区)。自分の敷地の中でも、本数が増えると許可の対象になることがあります(京都市は合計2㎡以下が目安)。ガードレールや街路樹などには、のぼりを付けられない地域があります(三重県のほか、神戸市は自家用でも、橋・街路樹・信号機・道路標識・歩道の柵などに出せません)。
法令・ルール:放置された違反ののぼりは、自治体が取り除くことがあります
屋外広告物法は、自治体が広告旗を自ら取り除ける場合を決めています(第7条第4項の簡易除却)。条例に違反していることが明らかで、管理されずに放置されていることも明らかなときです。この法律での広告旗は、簡単に動かせる状態で立てたり、簡単に外せる状態で取り付けたりした広告の旗で、支える台も含みます。
旗の大きさと生地は、見せる距離と使う場面で選びます
旗の大きさは、立てる場所の広さと、どのくらい離れた場所から見せたいかで選びます。生地や印刷のしかた、屋内で使うときの防炎の加工も、注文の前に決めておきます。自治体などの仕様書が、決めることの参考になります。
大きさ
- かがわ総文祭2025
- 幅600×高さ1,800mm
- 岐阜県の文化祭
- 幅450×高さ1,600mm
- 自衛隊茨城地方協力本部
- 幅600×高さ1,800mm
生地
- かがわ総文祭2025
- テトロンポンジ
- 岐阜県の文化祭
- テトロンポンジ
- 自衛隊茨城地方協力本部
- ポンジ
印刷
- かがわ総文祭2025
- 片面フルカラー
- 岐阜県の文化祭
- インクジェットでフルカラー
- 自衛隊茨城地方協力本部
- 昇華プリント
仕上げ
- かがわ総文祭2025
- 四方ヒートカット、チチ付き(上に3か所、左に5か所)
- 岐阜県の文化祭
- ヒートカット、チチ付き
- 自衛隊茨城地方協力本部
- 四隅を刺しゅうなどで補強、チチ付き
防炎
- かがわ総文祭2025
- 防炎加工(防炎シール)
- 岐阜県の文化祭
- 1,500枚のうち500枚を防炎加工
- 自衛隊茨城地方協力本部
- —
ポールと台
- かがわ総文祭2025
- 3mの伸縮式のポール、折りたためるスチールのスタンド
- 岐阜県の文化祭
- —
- 自衛隊茨城地方協力本部
- —
第49回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭2025)、「清流の国ぎふ」文化祭2024、自衛隊茨城地方協力本部(2023年1月)の調達の仕様書から抜き出しました。「—」は仕様書に書かれていないものです。
生地は、この3つの仕様書ではどれもポンジ(テトロンポンジ)です。グループの通販サイトでは、オリジナルののぼりを作るときに、ポンジのほか、トロマット・トロピカルなどの生地も指定できます。生地で迷ったら、注文先に見本を見られるかを聞いておきます。片面だけに印刷するか、両面に印刷するかも、注文のときに決めます。
補足:屋内の催しで使うなら、防炎を確かめます
岐阜県の文化祭の仕様書は、1,500枚のうち500枚に防炎の加工を求め、防火製品のラベルを付けるとしています。屋内の会場では、会場の決まりで防炎の物品を求められることがあります。消防法の防炎の品目と扱いは、懸垂幕・横断幕の記事でまとめています。
のぼりは、見せたい人が来る向きと距離に合わせて立てます
旗の面を見せたい人のほうへ向け、読ませたい言葉を短くすると伝わりやすくなります。車に見せるなら道路の先から来る車のほうへ、歩く人に見せるなら歩道の向きに合わせて立てます。
旗は板と違って薄いので、横から見ると細い線にしか見えません。車に見せたいときは、旗の面が道路の先から来る車のほうを向くように立て、歩く人に見せたいときは、歩道を歩いてくる人のほうへ向けます。風で向きが変わるので、立てたあとに、通りの両方向から見え方を確かめます。
公共施設の案内表示のガイドラインをもとにした目安では、見る距離1mにつき、和文で4mmの文字の高さが要ります。20m先の人に読ませるなら、およそ80mmです(看板の文字の大きさの計算)。幅60cmの旗に縦に並べられる言葉は限られるので、1枚で伝えることは1つに絞ります。旗の色は、後ろに見える建物や街並みの色と、明るさの差がつく色にします。文字の大きさと色の決め方は、見やすい看板のデザインのコツでまとめています。
メーカーの商品名が大きく入ったのぼりは、地域によって扱いが変わります。たとえば福岡市には、許可のいらない自分の店の看板(自家用広告物)についての注意があります。店名と一緒にメーカーの商品名を出すときは、商品名の面積を看板全体の3分の1以下にします(主力商品の場合を除く)。商品名ののぼりを何本も並べるときは、地域の決まりを見ておきます。
立てたあとに確かめる見え方
- 通りの両方向から、旗の面が見えるか
- 読ませたい距離から、文字が読めるか
- 旗が、看板・窓・出入口をふさいでいないか
- 暗くなってからも出すなら、店の明かりで読めるか
立て台は、置く場所の床に合わせて選びます
のぼりが倒れないかどうかは、足元の立て台で決まります。アスファルトやタイルの床なら、水を入れる注水式か重りを載せる台にします。車を止める場所ならタイヤで踏む台、土の地面ならくいを打つ台が向いています。
注水式
台に水を入れて重さを出します。水を抜けば軽くなり、持ち運べます。グループの通販サイトでは、16Lや20Lの台を扱っています。
重りを載せる台
台に重り(ウエイト)を載せて支えます。重りの枚数の違う製品があります。
タイヤで踏む台
地面に置いた鉄の板を、車のタイヤで踏んで押さえます。車を止める場所で使います。
くいで刺す台
土の地面に、くいを打ち込んで立てます。屋外の土の場所で使う型です。
しくみの模式図です。製品によって、形や使い方が違います。

水は1Lでおよそ1kgなので、16L入る台なら、水だけでおよそ16kgの重さになります。水が少ないと、そのぶん倒れやすくなります。製品の説明にある量まで入れ、ポールがまっすぐ立っているかを見ます。水を入れると重くて動かしにくくなるので、置く場所を決めてから水を入れ、片付けるときは水を抜いてから運びます。
通販サイトでは、店の中で使う室内向けの台と、外で使う室外向けの台を分けて扱っています。室内向けの台を外で使う前に、製品の説明で屋外に使えるかを見ておきます。風の当たりやすい場所向けには、太さ25mmの「強風用」のポールもあります。
店先のタイル・アスファルト
- 向いている立て台
- 注水式、重りの台
- 気をつけること
- 水や重りの量。出し入れできる重さか
店の駐車場
- 向いている立て台
- タイヤで踏む台、注水式
- 気をつけること
- 車の出入りや、運転手の見通しをさえぎらない位置か
土・芝生の地面
- 向いている立て台
- くいで刺す台
- 気をつけること
- 地中の配管などがないか
店の中
- 向いている立て台
- 室内向けの台
- 気をつけること
- 通路や出入口をふさがないか
一般的な選び方の例です。製品の説明にある使い方に従います。
荒れた天気の日は、しまうのが基本です
旗は大きく風を受けるので、強い風の日には倒れたり、飛ばされたりするおそれがあります。荒れた天気の日は出さないか、早めにしまいます。濡れたあとは、よく乾かしてからしまいます。
埼玉県がねんりんピック彩の国さいたま2026の広報用に貸し出すのぼり旗・横断幕には、使うときの注意事項があります。荒れた天気の日は原則として使わず、立てるときは転倒の防止に十分に気をつけるよう求めています。使ったあとは、濡れていたら十分に乾かし、汚れていたら落とすよう書かれています。
のぼりを立てる日の確かめごと
- 立て台に、決まった量の水や重りが入っているか
- ポールがぐらつかず、まっすぐ立っているか
- チチが切れたり、外れたりしていないか
- 旗や台が、敷地の境界を越えていないか
- 強い風や荒れた天気の予報が出ていないか
- 閉店のあとや夜に、しまう場所が決まっているか
閉店のあとは、店の中にしまうのがおすすめです。夜の風や雨にさらさずにすみ、傷みも抑えられます。しまう場所と手間も考えて、本数や大きさを決めます。
色あせ・破れ・汚れは、取り替えの合図です
屋外で日の光と雨風を受けるうちに、旗はだんだん色があせ、端がほつれてきます。何か月で替える、という決まりはありません。色あせ・破れ・汚れが目立ってきたら、取り替えの時期です。

山梨県は、富士北麓の景観を守るために、のぼりに色あせ・破れ・汚れがないかを確かめ、本数を絞るよう呼びかけています。色のあせたのぼりは、遠くから見たときに目立たなくなるうえ、店が手入れされていないように見えることもあります。
色があせた
- 手当て
- 同じデータで作り直して、取り替えます
端がほつれた・破れた
- 手当て
- 広がる前に取り替えます
チチが切れた
- 手当て
- 旗が外れて飛ばないよう、そのまま使わずに取り替えます
汚れた
- 手当て
- 汚れを落とし、よく乾かしてからしまいます
ポールが曲がった・台が割れた
- 手当て
- 部品を取り替えます。通販サイトでは、ポール・立て台・パーツを別に扱っています
一般的な手当ての例です。
取り替えに備えて、同じデザインを2組用意しておき、交互に使う方法もあります。デザインのデータを残しておけば、同じものを作り直せます。
注文の前に、大きさ・生地・枚数と立て方を決めます
のぼりを注文するときは、旗の大きさ、生地、片面か両面か、枚数、ポールと立て台が要るかを決めます。デザインのデータがあれば、それを使って作ります。屋内で使うなら、防炎の加工も確かめます。
のぼりの注文の前に決めること
- 旗の大きさ(幅×高さ)と、立てる場所の広さ
- 生地(ポンジ・トロマットなど)と、片面か両面か
- 枚数と、取り替え用の予備
- ポール・かんざしの長さと、立て台の種類
- 屋内で使うなら、防炎の加工が要るか
- デザインのデータ(なければ、入れたい言葉・色・ロゴ)
かがわ総文祭2025の仕様書は、刷色やデザインを含めて、校正を1回以上行うとしています。色や文字の見え方を、作る前に確かめる機会があるかも、注文先に確認しておくと安心です。
既製のデザインののぼりや、ポール・立て台は、グループの通販サイト「看板通販サインシティ(別のタブで開きます)」でもご注文いただけます。店名やロゴを入れたオリジナルののぼり旗も、デザインからご相談いただけます。店の駐車場に立てるなら、駐車場の看板の置き方もあわせてご覧ください。建物の看板とあわせた見え方から考えたいときは、立てたい場所の写真からご相談ください。
よくあるご質問
のぼり旗を歩道に立ててもよいですか?
原則として立てられません。歩道も道路で、道路に旗ざおなどを置いて使うには道路を管理する国や自治体の許可が要ります。のぼり旗のように路面に直接置くものは許可できない、としている道路の管理者もあります。店の敷地の中に立てます。
少しの時間だけなら、店の前の道路に出してもよいですか?
短い時間でも、原則として出せません。板橋区は、店頭や事務所の前で短い時間だけ出す場合でも、道路の上にのぼり旗などの広告物を立てることはできないとしています。
自分の店の敷地なら、のぼりに許可はいりませんか?
大きさや本数によっては、許可が要ります。のぼりも原則として屋外広告物条例の対象です。たとえば京都市では、のぼりなどの簡易な屋外広告物は合計2㎡以下が許可のいらない目安です。条件は地域で違うので、立てる場所の条例を確かめます。
のぼり旗の大きさは、どのくらいが一般的ですか?
自治体などの仕様書には、幅60cm×高さ180cmの例があります。グループの通販サイトでは、幅30cm×高さ90cmのハーフのぼり用の2mのポールや、大きなのぼり用の5mのポールも扱っています。立てる場所の広さと、見せたい距離で選びます。
風で倒れないようにするには?
置く場所に合った立て台を選び、注水式なら決まった量の水を入れます。荒れた天気の日は原則として使わず、閉店のあとや夜はしまいます。チチの切れやポールのぐらつきも、立てる前に確かめます。
注水台には、どのくらい水を入れますか?
製品の説明にある量まで入れます。水は1Lでおよそ1kgなので、16L入る台なら、水だけでおよそ16kgです。水が少ないと、そのぶん倒れやすくなります。
のぼりは、何か月ごとに替えますか?
何か月で替えるという決まりはありません。色あせ・破れ・汚れが目立ってきたら、取り替えの時期です。
条例に違反したのぼりは、撤去されますか?
撤去されることがあります。屋外広告物法は、条例に違反していることが明らかで、管理されずに放置されていることも明らかな広告旗を、自治体が自ら取り除ける(簡易除却)としています。道路の上に出したのぼりは、道路の管理者から撤去などの是正を求められることもあります。
参考にした資料
- 屋外広告物法(e-Gov 法令検索)(別のタブで開きます)第2条(屋外広告物の定義)・第7条第4項(広告旗などの簡易除却)
- 道路法(e-Gov 法令検索)(別のタブで開きます)第32条(道路の占用の許可)・第33条(占用の許可の基準)
- 道路法施行令(e-Gov 法令検索)(別のタブで開きます)第7条(看板・標識・旗ざお・幕など)
- 道路交通法(e-Gov 法令検索)(別のタブで開きます)第76条第3項(道路に物を置く行為の禁止)・第77条(道路の使用の許可)
- 国土交通省 北陸地方整備局 富山河川国道事務所 記者発表資料(国道41号の不法占用パトロール)(別のタブで開きます)2025年10月22日
- 板橋区「屋外広告物許可申請」(別のタブで開きます)2026年4月17日更新
- 横浜市栄区「道路のルールを守りましょう」(別のタブで開きます)2024年12月13日更新
- 豊島区 路上障害物による通行の障害の防止に関する条例のチラシ(別のタブで開きます)2017年10月1日施行
- 三重県「のぼり旗について」(別のタブで開きます)2014年3月19日
- 山梨県 富士・東部建設事務所 吉田支所「富士北麓地域で“のぼり旗”を掲げる皆様へ」(別のタブで開きます)
- 埼玉県「ねんりんピック彩の国さいたま2026」広報物品貸出等の注意事項(別のタブで開きます)別紙2。貸し出すのぼり旗・横断幕の使い方
- かがわ総文祭2025 のぼり旗製作 仕様書(別のタブで開きます)第49回全国高等学校総合文化祭香川県実行委員会事務局
- 「清流の国ぎふ」文化祭2024 のぼり旗の調達 仕様書(別のタブで開きます)
- 自衛隊茨城地方協力本部 のぼり旗 仕様書(別のタブで開きます)2023年1月25日
- 看板通販サインシティ(のぼり)(別のタブで開きます)グループの通販サイト。生地の指定
- 看板通販サインシティ(のぼり用ポール・竿)(別のタブで開きます)グループの通販サイト。ポールの長さ・強風用
- 看板通販サインシティ(のぼり用立て台)(別のタブで開きます)グループの通販サイト。立て台の種類
この記事について
全国看板施工・点検ナビ
運営:GREEN MEDIA(株式会社グリーンクロス グリーンメディア事業部)
監修:横田悠介(屋外広告士)
看板の製作・施工・点検・修理・撤去を、全国61拠点のネットワークで行っています。記事は、屋外広告士の監修のもとで作っています。記事の中の法令や自治体のルールは、国や自治体が公表している資料で確かめた内容で、使った資料は記事の最後に載せています。公開する前と、内容を直すときには、資料と照らし合わせて確かめています。




