全国看板施工・点検ナビ

袖看板の
点検・交換・撤去と
必要な手続き。

袖看板は、建物の壁から通り側へ突き出して付ける看板です。看板の重さが壁への取付部に集まり、道路の上に出ることも多いため、点検と手続きの両方を確かめておく必要があります。状態ごとの相談の仕方と、道路に突き出すときの地域ごとの基準をまとめました。

看板の名前や手続きが分からなくても構いません。袖看板の写真と設置場所から、必要なことをご案内します。

ご相談は無料です。看板の状態や手続きが分からない段階でもご相談いただけます。

飲食店が入るビルの2階の壁から、通りへ縦長に突き出した袖看板のイメージ

袖看板は、横から見つけてもらう看板です。

通りを歩く人や、道路を走る車から、横の方向でも目に入ります。路面店や、ビルの上の階に入るテナントで多く使われます。

向いている場所
路面店、ビルの上の階に入るテナント、商店街の店舗。上の階の店は、袖看板に階数を入れて場所を伝えることもあります。
主なつくり
両面に表示する箱型が一般的で、内部に照明を入れる内照式も多く使われます。ビルでは、テナントごとの表示面を縦に並べた袖看板もあります。
呼び方
突出し看板・突き出し看板とも呼ばれます。大阪市の資料では「突出広告板」と書かれています。
付けるときに確認すること
壁の下地の強さ、道路の上に突き出せるか、地域の条例の制限。

点検では、壁への取付部から確かめます。

袖看板は、看板の重さが壁への取付部に集まります。国のガイドラインでも、看板の持ち主が、屋外広告士など専門の知識をもつ人に、看板の本体・接合部・支える部分の傷みを点検させることとされています。

歩道車道12345
つくりを説明するための図です。看板によって、形や部材は違います。
  1. 壁への取付部(根元)

    壁に固定する金物とボルト、壁の中のアンカー。サビ・ゆるみ・ひび割れを確かめます。看板の重さが集まるため、特に確認が必要な箇所です。

  2. 看板の箱と表示面

    箱の変形やすき間、表示面の割れ・反り・色あせ。すき間から雨水が入ると、内部のサビや照明の不具合につながります。

  3. 照明と配線

    点灯の状態、配線の被覆の傷み、壁を通る部分のすき間。

  4. 出幅基準の寸法

    壁(道路の境界)から看板の先までの長さ。道路の上に出す長さは、地域ごとの基準で決められています。

  5. 下端の高さ基準の寸法

    路面から看板の下端までの高さ。歩道の上と車道の上で、基準が違います。

袖看板に関わる、主な手続き。

道路に突き出す袖看板は、屋外広告物の許可と、道路の占用許可の両方が関わります。ルールは地域によって違うため、設置場所の住所から確かめます。

屋外広告物の許可屋外広告物条例

自分の店の看板でも、大きさによっては許可が必要です。東京都の住居専用地域などのように、自家用でも壁から突き出す看板を出せない地域があります。

地域ごとの看板のルールを見る

道路の占用許可道路法

道路の上(上空を含む)に突き出す袖看板は、屋外広告物の許可とは別に、道路管理者の占用許可が必要です。占用料がかかる場合があります。2026年4月1日からは、占用の期間を更新するときに、看板の安全性を確認したことを道路管理者へ報告することになりました(道路法施行規則の改正)。

許可の更新と点検の報告屋外広告物条例

このサイトで取り上げている16の地域は、いずれも許可の更新(継続)のときに点検の結果を出す決まりがあります。対象の看板や、点検する人の資格の条件は、地域によって違います。

地域ごとの看板のルールを見る

照明の電気工事電気工事士法

照明のある袖看板を電源につなぐ工事は、原則として電気工事士の資格が必要です。

工事のための道路使用道路交通法

作業車を道路に止めて工事をする場合や、歩道に作業スペースをとる場合は、警察署の道路使用許可が必要になります。

撤去したときの届出屋外広告物条例

許可を受けていた看板を撤去したときに、届出を求める自治体があります。横浜市は除却した日から7日以内に届け出て、神戸市は撤去したときに除却等届を出します。

道路に突き出すときの基準を、12の地域で比べました。

突き出せる長さ(出幅)と、路面から看板の下端までの高さは、道路の管理者や自治体ごとに決められています。このサイトの地域ごとのページで確かめた基準です。

  • 札幌市

    出幅と下端の高さ

    出幅は1m以内(路面からの高さが3m以上6m未満のとき)。下端は歩道上で3m以上・車道上で4.5m以上

    補足

    積雪寒冷地であることを踏まえた、札幌市の道路占用の基準です。大通地区では、突出し看板は自家用で出幅1m以下などの条件があります。

    札幌市のルールを見る

  • 仙台市

    出幅と下端の高さ

    道路の上への突き出しは1m以内。下端は路面から2.5m(車道の上は4.5m)以上

    補足

    仙台市の屋外広告物の許可基準です。

    仙台市のルールを見る

  • さいたま市

    出幅と下端の高さ

    道路境界から1m以下。下端は歩道の上で2.5m以上・車道の上で4.5m以上

    補足

    さいたま市の屋外広告物の許可基準です。道路占用の申請の前に、都市計画指導課で確認票に確認印を受けます。

    さいたま市のルールを見る

  • 千葉市

    出幅と下端の高さ

    出幅は1.0m以下(厚さは0.5m以内)。下端は路面から4.5m以上(歩道の上は2.5m以上)

    補足

    千葉市の道路占用の基準です。のぼり旗は、原則として道路を占用できません。

    千葉市のルールを見る

  • 相模原市

    出幅と下端の高さ

    出幅は建物から1.2m以下で、道路境界線から1m以下。下端は地上2.5m以上(車道の上は4.5m以上)

    補足

    相模原市の屋外広告物の許可基準です。道路に突き出す看板は、屋外広告物の許可がいらない場合でも、道路占用の許可が必要です。

    相模原市のルールを見る

  • 川崎市

    出幅と下端の高さ

    出幅は路端から1m以下(厚さは0.5m以下)。下端は歩道の上で2.5m以上・車道の上で4.5m以上

    補足

    川崎市の道路の基準です。道路の上に置き看板やのぼり旗を出すことは、禁止されています。

    川崎市のルールを見る

  • 横浜市

    出幅と下端の高さ

    出幅は1.0m以下。下端は歩道で2.5m以上・車道で4.5m以上

    補足

    横浜市の道路の基準です。店先の置き看板は、道路を占用できません。

    横浜市のルールを見る

  • 京都市

    出幅と下端の高さ

    出幅は1m以下。歩道の上に出す場合などは、下端を2.5m以上

    補足

    1店舗1路線につき2個以内で、板面を回転式にすることはできません(京都市の道路の基準)。

    京都市のルールを見る

  • 大阪市

    出幅と下端の高さ

    歩道側は突き出し1.0m以内。看板の下端の高さは2.5m以上

    補足

    重点届出区域以外の基準です。道路の占用料が毎年かかります。

    大阪市のルールを見る

  • 神戸市

    出幅と下端の高さ

    道路境界線から1m以下。下端は原則4.5m以上(歩道のある道路で車道の上に出ない場合は2.5m以上)

    補足

    神戸市の道路占用の基準です。旧居留地では、突出し看板を出さないこととされています。

    神戸市のルールを見る

  • 広島市

    出幅と下端の高さ

    突き出しは境界線から1.0m以下。下端は歩道の上で3.5m以上(やむを得ないときは2.5m以上)・車道の上で4.5m以上

    補足

    広島市の道路の基準です。置き看板やのぼり旗は、原則として道路を占用できません。

    広島市のルールを見る

  • 北九州市

    出幅と下端の高さ

    出幅は道路境界線から1m以下。下端は路面から4.5m以上(歩道の上は2.5m以上)

    補足

    北九州市の屋外広告物の規格です。道路占用の申請先は、各区役所のまちづくり整備課です。

    北九州市のルールを見る

  • 同じ市の中でも、国道・県道など道路の管理者によって基準が違う場合があります。設置する場所の道路の管理者に確かめます。
  • 道路の上に出さない袖看板でも、屋外広告物の許可が必要な場合があります。
  • 表の内容は、2026年10月4日〜5日に各自治体の公表資料で確かめたものです。ほかの地域も、設置場所の住所が分かればお調べしてご案内します。

交換・修理は、この順番で進めます。

道路の上で作業することが多いため、許可と作業の段取りを先に確かめます。

  1. 01

    写真で状態を確かめる

    看板の全体、壁への取付部、表示面の写真から、必要な作業の見当をつけます。

  2. 02

    許可と占用を確かめる

    屋外広告物の許可と、道路の占用許可の期間を確かめます。更新が近ければ、点検の日程もあわせて組みます。

  3. 03

    現地で取付部を確かめる

    取付部の金物とボルト、壁の状態を近くで確かめます。高い位置は、高所作業車を使います。

  4. 04

    工事と道路の使用

    作業車を道路に止める場合は、道路使用許可をとって作業します。照明の工事は、電気工事士が行います。

  5. 05

    記録と報告

    作業の前後の写真を残します。点検報告書が必要な地域では、自治体の様式に沿って作ります。

費用は、高さと道路の条件で変わります。

金額は、看板と現場の条件で変わるため、このページには載せていません。見積の前に確かめる条件です。

  • 取付の高さと作業の方法

    はしごで届くか、高所作業車や足場が必要かで、作業の人数と時間が変わります。

  • 道路の上での作業

    作業車を道路に止める場合は、道路使用許可の申請と、誘導の警備員が必要になります。

  • 看板の大きさと重さ

    看板が大きく重いほど、取付金物や運搬の段取りが変わります。

  • 取付部と壁の状態

    金物の交換や、壁のアンカーの打ち直しが必要かどうか。

  • 照明と電気工事

    照明の交換、LEDへの切り替え、電源の工事が必要かどうか。

  • 撤去した看板の処分

    外した看板や金物の処分が必要かどうか。

屋外広告士が点検し、補修・交換・撤去まで続けてお受けします。

看板の点検は屋外広告士が行い、看板が設置されている自治体のルールと報告書の様式に沿って、点検報告書を作成します。補修が必要な箇所は、点検から補修まで続けてお受けします。全国61拠点のネットワークで、複数の地域にある店舗も窓口をひとつにまとめられます。

袖看板・突出し看板について、よくいただくご質問

ここに載っていない内容も、看板の写真と設置場所が分かればお調べしてご案内します。

袖看板にも、屋外広告物の許可は必要ですか?

多くの地域で、自分の店の袖看板でも、看板の大きさの合計が基準を超えると許可が必要です。許可がいらない大きさでも、道路の上に突き出す場合は、道路管理者の占用許可が別に必要です。基準は地域ごとに違うため、設置場所の住所から確かめます。

道路に突き出す袖看板の、占用の更新で変わったことはありますか?

2026年4月1日から、道路の占用許可の期間を更新するときに、看板の安全性を確認したことを道路管理者へ報告することになりました(道路法施行規則の改正)。屋外広告物の許可の更新とあわせて、占用の更新の時期も確認しておくと、点検の日程を組みやすくなります。

袖看板の点検は、資格のある人でないとできませんか?

地域と看板の大きさによって違います。たとえば横浜市では、上端の高さが地上4mを超える袖看板は、維持管理主任者を置き、資格者が点検します。川崎市では、突き出し看板の表示面積が20㎡を超えると、資格者による点検が必要です。当社では、屋外広告士が点検し、自治体の様式に沿って報告書を作ります。

表示面だけを交換できますか?

看板の箱や照明をそのまま使い、表示面だけを交換できる場合があります。取付部や箱の傷み、照明の状態によっては、表示面だけの交換をおすすめしないこともあるため、写真か現地で状態を確かめてからご案内します。

閉店で袖看板を外すとき、何が必要ですか?

撤去の工事のほかに、許可を受けていた看板は、届出が必要な地域があります。道路の占用許可を受けていた場合は、道路管理者への手続きも確かめます。外したあとの壁の穴の補修や、建物の管理者の承認が必要になることもあります。

看板の上端の高さが4mを超えると、何が変わりますか?

地域によって、点検する人の条件が変わります。たとえば横浜市では、上端の高さが地上4mを超える袖看板は資格者が点検し、神戸市では、設置から8年を過ぎて上端が4mを超える看板は資格者が点検します。

参考にした公的な情報

法令・条例と自治体の公表資料をもとにしています。条例や運用は改正されることがあるため、手続きの前に、最新の情報を窓口でご確認ください。

袖看板の点検や工事も、写真からご相談ください。

看板の全体と、気になるところの写真。分かれば設置場所の住所。これだけで、必要な作業と手続きを確かめてご案内します。

お電話でのご相談はこちら

0120-418-963

受付時間 9:00〜17:30(土日祝・年末年始除く)

設置場所の写真・ロゴデータの添付も可能です。もちろん、なくてもご相談いただけます。