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作り方・頼み方

看板のデザインの頼み方。デザイン料の決まり方と、著作権・データで決めておくこと

開業や改装で看板を新しくするとき、デザインを誰にどこまで頼むかで、決めておくことが変わります。デザイン料は、ロゴを作るか、案の数、修正の回数、データをどこまで渡すかで決まります。頼んで作ったデザインでも、著作権とデータの扱いは、契約で決めておくものです。看板の会社にデザインから頼めば、大きさ・素材・取り付け方まで合わせて決められます。

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公開日
運営
GREEN MEDIA(グリーンクロス)
事務所の席で、モニターを見ながら作業するスタッフ
モニターに向かって作業するグリーンクロスのスタッフ。後ろには、看板に貼る色とりどりのシートが並んでいます。画面で決めたデザインの色は、最後はシートや塗料などの素材の色で仕上がります。

この記事のポイント

  • 01頼み方は「看板の会社にデザインから」「デザイナーに頼み、看板の会社が作る」「自分で作ったデータを持ち込む」の3つで、決めておくことがそれぞれ違います
  • 02デザイン料は、ロゴの制作、写真やイラスト、案の数、修正の回数、現地の確認、データと権利の引き渡しで決まります
  • 03校正では、電話番号などの数字、文字の高さ、色見本の色、金具で隠れる部分を確かめ、承認した版を記録に残します
  • 04看板のデザインが著作物にあたる場合、著作権は原則として作った側が持ちます。頼んだ側に移すなら、作り変える権利など(著作権法 第27条・第28条)まで契約書に書き添えておきます
  • 05グリーンクロスは、デザインから製作・取り付けまでのほか、お手持ちのデザインの調整や、全店舗のデザインの統一も承ります

看板のデザインの頼み方は、大きく3つです

看板のデザインの依頼とは、店名やロゴ、伝えたいことを、看板の大きさと素材に合わせた図案にしてもらうことです。頼み方は「看板の会社にデザインから」「デザイナーに頼み、看板の会社が作る」「自分で作ったデータを持ち込む」の3つで、起きやすいずれがそれぞれ違います。

図1看板のデザインの3つの頼み方
  • 看板の会社にデザインから頼む

    デザイン・製作・取り付けを、同じ会社が受け持ちます。看板の大きさや素材、取り付け方を知っている人がデザインするため、作る段階での直しが少なくなります。

  • デザイナーに頼み、看板の会社が作る

    デザインだけを、デザイン事務所やフリーランスのデザイナーに外注します。そのデータで、看板の会社が作ります。ロゴから形にしたいときに向いています。

  • 自分で作ったデータを持ち込む

    お店や会社で作ったデザインのデータを、看板の会社に渡します。看板の大きさで見え方が変わるところは、作る前に調整します。

表1頼み方ごとの、起きやすいずれ
  • 看板の会社にデザインから

    向いているとき
    看板の数が多い。取り付けまでまとめたい。開店の日が決まっている
    起きやすいずれ
    名刺やウェブサイトと、色や書体がそろわない
    先に決めること
    ロゴと色の決まりを渡す。データと権利をどこまで受け取るか
  • デザイナーと看板の会社に分けて頼む

    向いているとき
    ロゴから作りたい。チラシやウェブサイトとあわせて、見た目をそろえたい
    起きやすいずれ
    看板の寸法や金具、見る距離を知らずに作ると、文字が小さい・端が隠れる・データの形式が合わない
    先に決めること
    看板の会社の寸法とデータの条件を、デザインを始める前にデザイナーへ渡す
  • 自分で作ったデータを持ち込む

    向いているとき
    名刺やウェブサイトで使っているデザインがある。費用を抑えたい
    起きやすいずれ
    画像のデータを拡大すると粗い。文字がアウトライン化されていない。画面と実物で色が違う
    先に決めること
    データの形式・色の指定・写真の大きさを、作る前に確かめてもらう

一般的な傾向です。会社やデザイナーによって、頼める範囲は違います。

どの頼み方でも、看板は「大きく作り、離れた場所から、外で長く見る」ものです。名刺やウェブサイトのデザインをそのまま大きくすると、文字の大きさや細い線、色の見え方が合わないことがあります。見やすさの決め方は、見やすい看板のデザインのコツにまとめました。

ポイント:デザイナーに頼むときは、看板の会社の条件を先に渡します

デザイナーと看板の会社が別のときは、看板の寸法、文字を入れてよい範囲、素材、光らせるかどうか、データの形式を、デザインを始める前にデザイナーへ渡します。看板の会社に図面や現地の写真があれば、それも一緒に渡すと、作り直しを防げます。

デザイン料は、作業の量と、渡すものの範囲で決まります

看板のデザイン料は、ロゴを作るか、写真やイラストを用意するか、案の数と修正の回数、現地の確認、データや権利をどこまで渡すかで決まります。看板に定価がないのと同じで、デザイン料も頼む内容で変わります。

表2デザイン料が決まる要素
  • ロゴ・マーク

    作業が増えるとき
    ロゴを新しく作る。名刺や写真から、ロゴの形を作り直す
    見積りで確かめること
    ロゴの制作がデザイン料に入っているか
  • 写真・イラスト

    作業が増えるとき
    写真を撮る。素材を買う。写真を切り抜く・補正する
    見積りで確かめること
    撮影や素材の費用が別か。素材の規約を誰が確かめるか
  • 看板の数と面

    作業が増えるとき
    正面・袖・ガラス面・スタンドなど、看板ごとに内容が違う
    見積りで確かめること
    何種類・何面のデザインか
  • 案の数

    作業が増えるとき
    はじめに出す案が多い
    見積りで確かめること
    最初に出る案の数
  • 修正の回数

    作業が増えるとき
    修正が多い。承認のあとに内容を変える
    見積りで確かめること
    修正の回数と、超えたときの扱い
  • 寸法・現地の確認

    作業が増えるとき
    取り付ける面を測る。建物の図面に合わせる
    見積りで確かめること
    現地の確認が入っているか、別の費用か
  • データ・権利の引き渡し

    作業が増えるとき
    編集できる元のデータまで渡す。著作権も譲渡する
    見積りで確かめること
    どの形式のデータを、どこまで渡すか。権利の扱い

項目の名前や分け方は、会社によって違います。金額は、頼む内容で変わります。

デザイン料を製作費と分けて書くか、製作費にまとめて書くかも、会社や頼み方で違います。見積書に「デザイン」の行がないときは、デザインがどこまで含まれているかを聞いておくと、あとから追加の費用で慌てずに済みます。見積書全体の見方は、看板の費用の決まり方で紹介しています。

ポイント:権利やデータを渡す分が、金額に入っているかも確かめます

公共の契約にも、この考え方があります。岐阜県の「著作権等取扱特記事項」は、著作権を発注者に譲渡する対価を、契約の金額に含むと定めています。データや権利を受け取りたいときは、見積りを頼む前に伝えておきます。

修正の回数も、見積りの段階で決めておきます。回数の決まりは、会社やデザイナーによって違います。修正が増えるのは、入れる内容や優先順位が途中で変わるときです。次の章の「依頼の前に伝えること」を最初にそろえておくと、修正を減らせます。

依頼の前に、目的・見る距離・寸法・色をまとめておきます

デザインを頼む前に、看板の目的、誰がどこから見るか、設置場所の写真と寸法、入れる情報の優先順位、色の指定、地域の決まり、期限をまとめておきます。最初にそろうほど、案が的を外れず、修正が減ります。

デザインの依頼書に書くこと

  • 目的:新しい店を知らせる、入口へ案内する、店名を変える など
  • 見る人と距離:車から・向かいの歩道から・店の前から、など、どこから読ませたいか
  • 設置場所の写真:建物全体、取り付ける面の正面、読ませたい場所から見たところ
  • 寸法:取り付ける面の幅と高さ(分かる範囲で)と、看板の大きさの希望
  • 入れる情報と優先順位:店名・業種・電話番号・営業時間など。いちばん伝えたいことを1つ
  • ロゴと色の指定:ロゴのデータと、色番号(DIC・PANTONE など)があれば
  • 地域やビルの決まり:景観の色の決まり、商業施設やビルの看板の決まり
  • 夜の見え方:夜も営業するか、看板を光らせて夜も見せたいか
  • 期限とほかの看板:開店の日。袖看板やガラス面の表示もそろえるか

分からない項目は、空けたままで構いません。写真1枚からでも、足りないところを一緒に整理します。

入れる情報は、遠くから見る看板ほど絞ります。店名やマーク、何の店かを大きく見せ、営業時間やメニューは入口の近くの看板に回すと、どの看板も読みやすくなります。見る距離から文字の高さの目安を出すなら、看板の文字の大きさの計算が使えます。

  • いちやまのロゴと、SUPERMARKET ICHIYAMAの文字の看板
    いちやまのロゴマークと、SUPERMARKET ICHIYAMA の立体の文字の看板。ロゴの緑を、SUPERMARKET の文字と「!」にも使っています
  • 外壁にPizza Coocの店名とロゴを入れた店舗
    外壁の2つの面に、同じ店名とロゴを入れた店舗(Pizza Cooc)。正面と側面のどちらから見ても、店名が分かります

いずれもグリーンクロスグループが手がけた看板です。

法令・ルール:色に決まりがある地域もあります

地域によっては、景観の決まりで、看板に使える色や面積に基準があります。基準は自治体や地区ごとに違うため、デザインを決める前に、設置場所の決まりを確かめます。商業施設やビルの中の看板は、施設の決まりも確かめます。

ラフ・校正・承認の順に、決めたことを記録に残します

看板のデザインは、ラフ(下書きの案)で配置を決め、校正で誤字・数字・色・寸法を確かめ、承認した版で作ります。校正とは、作る前にデザインの誤りや仕上がりの違いを確かめて、直すことです。

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    ラフで、配置と優先順位を決める

    入れる情報の並びと、だいたいの色・書体を決めます。手書きの案や、画面の簡単な案で構いません。ここで優先順位を決めておくと、あとの修正が減ります。

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    校正で、誤りと仕上がりを確かめる

    看板の寸法が入った校正の図で、誤字や数字、色、文字の大きさを確かめます。気になる文字は、一部を原寸で刷って取り付ける場所に当ててみると、見え方がつかめます。

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    承認して、版を決める

    製作に進む版を決めて、版の番号や日付、承認した人をメールなどで残します。承認のあとで内容を変えると、修正の回数や費用に関わることがあります。

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    承認した版で作る

    承認したデータで製作します。塗装やシートの色は、素材の見本で確かめます。光らせる看板は、点灯したときの見え方も確かめます。

図2校正で見るところ
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  1. 店名・ロゴの形字の誤りと、ロゴの形や縦横の比率が、元のデータのとおりか。
  2. 電話番号・営業時間・住所数字の誤りは見落としやすいところです。名刺や届け出の控えなど、元の資料と1文字ずつ照らし合わせます。
  3. 色の指定色番号(DIC・PANTONE などの色見本の番号)と、素材の見本の色。画面の色だけでは決めません。
  4. 文字の高さ看板の寸法の中で、読ませたい距離に足りる高さになっているか。
  5. 看板の寸法と、隠れる部分外形の寸法と、フレームや取り付けの金具で隠れる線(点線)の内側に、文字が収まっているか。
  6. 承認の記録承認した版の番号と日付、承認した人。製作はこの版で進めます。

架空の看板で描いた、校正の図の模式図です。校正の図の形は、会社によって違います。

工場で大判プリンターから出力した面材を確認するスタッフ
工場で、大判プリンターから出力した面材を確かめるスタッフ(グリーンクロスグループの工場)。色は画面の上だけでなく、出力した実物や素材の見本で確かめると、思っていた色との違いを防げます。

補足:公共の発注では、校正の回数まで決めている例があります

三重県立美術館の仕様書は、美術館の近くと館内に置く看板・バナーのデザインについて、文字校正の回数を2回と決めています。お店や会社の看板でも、校正の回数と、誰が承認するかを最初に決めておくと進めやすくなります。

受け取るデータは、製作用と編集用を分けて決めます

あとで看板の内容を変えて作り替えたり、ほかの会社に直しを頼んだりするなら、製作用のデータだけでは足りません。文字を打ち直せる編集用のデータと、配置した画像の元のデータも受け取れるよう、頼む前に決めておきます。

表5受け取りたいデータと、あると助かる場面
  • 製作用のデータ

    中身
    文字をアウトライン化(図形にする処理)した、ベクター形式のデータ(ai・PDFなど)
    あると助かる場面
    同じ看板を作り直す。別の店舗に同じ看板を付ける
  • 編集用のデータ

    中身
    アウトライン化する前の、文字を打ち直せるデータと、使ったフォントの名前
    あると助かる場面
    電話番号・営業時間・店名を直す
  • 配置した画像の元のデータ

    中身
    写真やイラストの元のファイル
    あると助かる場面
    大きさの違う看板やチラシに使う
  • 色の指定

    中身
    色番号(DIC・PANTONE など)と、使った素材の品番や見本
    あると助かる場面
    別の素材や別の会社で作るときに、色を合わせる
  • 確認用のPDF

    中身
    仕上がりを見るための、軽いデータ
    あると助かる場面
    社内での確認、ほかの印刷物との見比べ
  • 素材の記録

    中身
    使った写真・イラスト・フォントの名前と、入手先、規約
    あると助かる場面
    別の使い道に使ってよいかを確かめる

公共の発注の例では、三重県立美術館の仕様書が、看板・バナーのデザインを、aiファイル・配置した元の画像のデータ・確認用のPDFで納めるよう決めています。

フォントのファイルそのものは、受け渡すデータに入れないのが基本です。フォントの規約で、ほかの人に渡すことを認めていない場合があるためです。文字はアウトライン化して渡し、あとで直すときのために、使ったフォントの名前を残しておきます。データの形式の違いは、ロゴを看板にする方法にくわしくまとめました。

作業台で、定規を当ててカッティングシートを切るスタッフ
作業台で、定規を当ててカッティングシートを切るスタッフ(グリーンクロスグループの作業場)。看板はデータの寸法と形をもとに作るため、作る前にデータの形式と寸法を確かめます。

ポイント:看板の会社には、製作用のデータと色の指定を渡します

持ち込むときは、ベクター形式のデータ(ai・PDFなど)、文字のアウトライン化、色番号の3つがそろっていると、確かめることが少なく済みます。そろっていなくても、手元のデータからご相談いただけます。入稿データで確かめる項目は、看板製作のページにまとめています。

フォント・写真・イラストは、規約で使い方が決まっています

看板に使うフォントや写真・イラストの素材は、作った会社や素材サイトの規約で、商用で使えるか、どこまで使えるかが決まっています。規約はメーカーやサイトごとに違うため、看板に使う前に、その素材の規約を確かめます。

表6フォント・素材の規約で確かめること
  • 定額で使えるフォント

    確かめること
    看板(印刷するもの・切り文字や立体の文字にするもの)に使えるか。フォントのファイルを看板の会社に渡してよいか
    規約の例(2026年10月に確かめた範囲)
    Adobe Fonts は、すべてのフォントに同じライセンスで、印刷物などに使えるとしています。一方で、ライセンスを持たない印刷業者などと共有すると、ライセンスのない使用と見なされる場合がある、としています
  • 市販のフォント

    確かめること
    使える出力の範囲。作ったロゴを商標登録してよいか
    規約の例(2026年10月に確かめた範囲)
    モリサワのフォントを収めた市販品の使用許諾契約書は、印刷物や、印鑑・スタンプなどの有体物に使えるとしつつ、フォントで作ったロゴの商標登録・意匠登録を禁じています
  • 無料のフォント

    確かめること
    商用で使えるか。フォントを渡せる相手
    規約の例(2026年10月に確かめた範囲)
    海外のフォントメーカーの K‑Type は、自社が無料で配っているフォントも、ビジネスや宣伝に使うならライセンスを買うよう求めています。買ったライセンスでも、フォントは他人に渡せず、同僚・デザイナー・出力の会社だけを例外としています
  • 無料のイラスト

    確かめること
    商用での使い方の条件(点数など)。使うサービスで条件が変わるか
    規約の例(2026年10月に確かめた範囲)
    Canva は、いらすとやの素材を Canva の中で使えば、商用でも20点の点数の制限がないとしています。「イラストを編集してデザインに追加すれば、商用利用も可能」とも案内しています
  • 写真素材(ストックフォト)

    確かめること
    ライセンスの種類ごとの、使える範囲
    規約の例(2026年10月に確かめた範囲)
    Adobe Stock は、通常ライセンス・強化ライセンス・拡張ライセンスなど、ライセンスの種類ごとに使える範囲を分けています。どのライセンスが付くかは、素材の種類で違います
  • 地域のキャラクター

    確かめること
    届け出と、決まったデザインの範囲。看板に使うときの書き添え
    規約の例(2026年10月に確かめた範囲)
    石川県のサイトに載る「のとっきー」の Q&A は、決まったデザイン以外の使い方や改変はできないとし、印刷物の届け出は発注した企業がするとしています。看板などに使うときは、特定のチームや団体のキャラクターと誤認されないよう、キャラクターの脇に決まった文を書き添えるよう求めています

規約は変わることがあります。使うときに、その時点の規約を確かめます。

看板は、外で長く、大きく、通る人の誰もが見るものです。規約の「印刷物」「商用」「ロゴ」「商標」「第三者への提供」のところを読み、迷うときは、素材を作った会社やサイトに問い合わせます。デザインを頼むときは、素材の規約を誰が確かめるかも決めておきます。

法令・ルール:他社のロゴやキャラクターは、原則として許しがなければ使えません

人気のキャラクターや他社のロゴは、商標権・意匠権・著作権や、不正競争防止法で守られていることがあります。特許庁の知的財産権の Q&A は、無断で使われた側が、使うのをやめることや、損害の賠償などを求められる場合を説明しています。看板に入れたいときは、権利を持つ会社の許しを得ます。

素材を使ったら残しておくこと

  • 素材の名前と、素材の番号(ID)
  • 入手したサイトやメーカーの名前
  • 規約(ライセンス)の種類と、確かめた日
  • 買ったときの控え(注文の記録など)
  • どの看板・どの印刷物に使ったか

看板を作り替えるときや、別の使い道に使うときに、規約を確かめ直せます。

迷いやすいのは、データ・色・写真・直しの頼み先です

看板のデザインで迷いやすいのは、データはもらえると思っていた、画面と実物の色が違う、写真が粗い、ほかの会社に直しを頼めない、の4つです。どれも、頼む前に決めておくと防げます。

図4看板のデザインで迷いやすい4つのこと
  • データはもらえると思っていた

    看板ができても、デザインのデータや権利が、頼んだ側に渡るとは限りません。製作用のデータだけか、編集用のデータや権利まで受け取るかを、頼む前に決めます。

  • 画面の色と、看板の色が違う

    画面は光で色を見せ、看板は塗料・シート・インクで色を出すため、同じ色に見えないことがあります。色番号で指定し、素材の見本で確かめます。

  • 写真を大きくしたら、粗くなった

    スマートフォンやウェブサイトの画像は、看板の大きさに引き伸ばすと粗く見えることがあります。このサイトの看板製作のページでは、画像の解像度の目安を、仕上がりの原寸で100〜150dpiとしています。

  • ほかの会社に、直しを頼めない

    編集用のデータがない、使ったフォントが分からない、権利の扱いが決まっていない、のどれかだと、ほかの会社では直しにくくなります。

どれも、デザインが仕上がってから気づくことが多いところです。見積りの前に「データはどこまで受け取れるか」「色はどう確かめるか」「写真は看板の大きさで足りるか」を聞いておくと、作り直しを防げます。遠くから見る大きな看板では、画像の解像度がこの目安より低くても足りる場合があるため、見る距離とあわせて確かめます。

グリーンクロスは、デザインから製作・取り付けまで承ります

グリーンクロスは、看板のデザインから製作・取り付け・点検まで、ひとつの窓口で承ります。お手持ちのデザインのデータの確認と看板に合わせた調整、全国の店舗のデザインの統一もご相談いただけます。

ご相談から取り付けまでの流れ

  1. 1

    写真と内容をお送りいただく

    設置場所の写真と、入れたい内容、期限をお知らせください。デザインの依頼書が白紙のままでも構いません。

  2. 2

    写真から概算をお伝えする

    看板の種類と大きさの考え方と、写真から出した概算をお伝えします。

  3. 3

    現地を確かめて、正式なお見積り

    仕様が決まり、現地を確かめてから、正式なお見積りをお出しします。デザインに含める範囲や、データの扱いも、この段階でご相談ください。

  4. 4

    デザインと仕様の確定

    デザインの案をお出しし、誤字・数字・色・寸法を確かめていただいてから、仕様とデータを確定して製作します。確定した仕様は記録に残します。

  5. 5

    製作・取り付け

    製作して取り付けます。取り付けたあとの点検や修理、表示面の貼り替えも承ります。

グリーンクロスは、全国61拠点のネットワークと、全国47都道府県での屋外広告業の登録で、全国の看板に対応しています。窓口はひとつで、全国に店舗を展開する企業にも、この規模から選んでいただいています。看板の企画・デザインから、製作・取り付け・点検・撤去まで、同じ窓口でご相談いただけます。取り付けたあとの点検は屋外広告士が行い、自治体の様式に沿って報告書を作ります。

既製品のスタンド看板や、プレート看板・切り文字は、グループの通販サイト「看板通販サインシティ(別のタブで開きます)」でも注文でき、看板のデザインも頼めます。看板の数が少ないときや、決まった形の看板で足りるときは、こちらも使えます。

よくあるご質問

看板のデザインだけを頼むことはできますか?

できます。デザイン事務所やフリーランスのデザイナーにデザインだけを頼み、看板の会社に製作を頼む方法があります。その場合は、看板の寸法、文字を入れてよい範囲、素材、データの形式を、デザインを始める前にデザイナーへ渡すと、作る段階での直しが減ります。

看板のデザイン料は、製作費に含まれていますか?

会社や頼み方によって違います。見積書で、デザインが別の行になっているか、製作費に含まれているかを確かめます。あわせて、案の数・修正の回数・データの引き渡しなど、デザインに含まれる範囲も聞いておきます。

看板のデザインの修正は、何回までできますか?

修正の回数は、依頼先との取り決めで決まります。見積りの段階で、修正の回数と、回数を超えたときの扱いを確かめておきます。入れる内容と優先順位を最初にそろえておくと、修正を減らせます。

看板のデザインの著作権は、誰のものですか?

デザインが著作物にあたる場合、原則として、デザインを作った側(デザイナーや看板の会社)が持ちます。頼んだ側に移すには、契約で譲渡を決めます。作り変える権利と、作り変えたものを使う権利(著作権法 第27条・第28条)は、書き添えないと作った側に残ると推定されます。そのため公共の契約では、第27条と第28条の権利を含むと書いている例があります。個別の判断は、弁護士などの専門家に相談します。

看板のデザインのデータは、もらえますか?

依頼先との取り決めによります。製作用のPDFだけか、文字を打ち直せる編集用のデータ(aiファイルなど)や、配置した画像の元のデータまで受け取るかを、頼む前に決めておきます。あとで別の会社に直しを頼む予定があるなら、権利の扱いもあわせて決めます。

フリーフォントやフリー素材は、看板に使えますか?

規約しだいです。無料のフォントや素材でも、商用での使い方や点数、ロゴにしてよいかなどに条件があることがあります。フォントは、看板に使えるか(印刷するか、切り文字や立体の文字にするか)、作ったロゴを商標登録してよいか、フォントのファイルを渡してよいかを確かめます。使った素材の名前と規約は、記録に残しておきます。

自分で作ったデザインを持ち込んで、看板を作ってもらえますか?

作れます。データの形式・文字のアウトライン化・色の指定・写真の大きさを確かめ、看板の大きさや素材で見え方が変わるところがあれば、調整をご提案します。画像のデータしかない場合も、まずはお手元のデータでご相談ください。

キャラクターや有名なロゴを、看板に入れてもいいですか?

原則として、権利を持つ会社の許しが要ります。キャラクターやロゴは、商標権・意匠権・著作権や不正競争防止法で守られていることがあります。無断で使われた側は、使うのをやめることや、損害の賠償などを求められる場合があります。地域のキャラクターにも、届け出や使い方の決まりがあることがあります。

参考にした資料

この記事について

全国看板施工・点検ナビ

運営:GREEN MEDIA(株式会社グリーンクロス グリーンメディア事業部)

監修:横田悠介(屋外広告士)

看板の製作・施工・点検・修理・撤去を、全国61拠点のネットワークで行っています。記事は、屋外広告士の監修のもとで作っています。記事の中の法令や自治体のルールは、国や自治体が公表している資料で確かめた内容で、使った資料は記事の最後に載せています。公開する前と、内容を直すときには、資料と照らし合わせて確かめています。写真は、グリーンクロスグループが手がけた看板と、グループの工場・施工の現場で撮影したものです。

看板のデザインから取り付けまで、ひとつの窓口でご相談いただけます。

設置場所の写真と、入れたい内容が分かれば、デザインからご相談いただけます。お手持ちのデザインのデータの確認と看板に合わせた調整、全国の店舗のデザインの統一も承ります。写真から概算をお伝えし、正式なお見積りは、仕様と現地を確かめてからお出しします。ご相談・お見積りは無料です。

お電話でのご相談はこちら

0120-418-963

受付時間 9:00〜17:30(土日祝・年末年始除く)

設置場所の写真・ロゴデータの添付も可能です。もちろん、なくてもご相談いただけます。